日本の時計の歴史について

現在使われている「時計(とけい)」という言葉は、もともとこのような漢字を使っていなかったと言われています。古い時代に中国で使われていた「土圭(とけい)」が語源と言われたり、はじめは「時計」と書いて「ときけい」と言っていたのが次第に「とけい」と発音するようになったとも言われていて、はっきりした由来はわかってはいません。日本で最も歴史のある時計と言われているのは、7世紀に中大兄皇子が遣唐使に作らせた水を使った時計だとされています。その後も日本では長い期間水を使った水時計が主流となっていました。その後、戦乱の世になると太陽が出てから沈むまでの時間を6分割する不定期法というものを使い始めたために、それまでの時計はあまり利用されなくなり、水時計やたまに利用されていた日時計なども姿を消していきました。

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西洋からの伝来

西洋から渡ってきた時計は機械式の時計で、16世紀にフランシスコザビエルが献上した品の中の1つでした。17世紀には徳川家康にも献上されたと言われています。しかし、戦国時代から使用してきた不定期法と、西洋の時計の24時間法ではあまりに時間の経過が違い過ぎていたために、すぐには西洋の時計は広がることはありませんでした。17世紀に西洋からの流入を辞めて鎖国時代になると、日本人のために西洋の時計を使いやすくした和時計というものが開発されました。これは、季節によって日本では日の長さが変わったための策でした。その後、鎖国が解放されて明治の時代になると、西洋の時計が多く輸入されるようになり、多くの人の間に様々な時計が普及しました。西洋式の国産時計は19世紀終わりごろ開発され、3年後には輸出されるようになり、今では世界的な時計メーカーとして成功をおさめています。

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